人が亡くなったときに行う手続きー3 [年金の手続き]
第3部 / 全3部 人が亡くなったときに行う手続き ― 年金などの手続き ― シリーズ最終回は最大の難所「年金などの手続き」です。難しい用語が多い分野ですが、全体のイメージをつかむことを目標に、なるべくわかりやすく解説します。 PART 1 すぐ〜14日以内の手続き PART 2 落ち着いたら行う手続き PART 3 年金などの手続き(当記事) 公的年金のしくみ 日本の年金制度は、大きく二つの仕組みで成り立っています。一つは、すべての国民が加入する「国民年金」。二つ目は、会社員や公務員が国民年金に加えて加入する「厚生(共済)年金」です。会社員や公務員の年金は「2階建て年金」とも呼ばれます。 自営業等 2階部分なし 国民年金(1階) 会社員等 厚生(共済)年金(2階) 国民年金(1階) 被保険者の3区分 区分 該当者 年金の種類 第1号被保険者 自営業等 国民年金 第2号被保険者 会社員等 国民年金+厚生(共済)年金 第3号被保険者 第2号被保険者に扶養される配偶者 国民年金 給付は3種類 加入者の「老齢・障害・死亡」という原因に対して、それぞれ「老齢年金・障害年金・遺族年金」が給付されます。大切な方が亡くなったときの年金手続きは、給付されていた老齢・障害年金を停止して、未支給分と遺族年金を請求することになります。 年金手続きは大きく2つ 亡くなった方の年金の手続きは「受給を停止する手続き」と「遺族年金を請求する手続き」の2つに大別されます。停止手続きが遅れると、追加で支給された年金を返還しなければなりません。 手続き 期限 ポイント 故人の年金停止 すみやかに 受給停止と未支給年金の受給手続きあり 遺族年金の請求 一時金:2年/年金:5年 請求期間を過ぎると受け取れなくなる 未支給の年金と遺族年金が受け取れるのは、亡くなった方と「生計を同一」にしていた遺族のみです。生活費を同じ財布でやりくりしていたイメージです。 亡くなった方の分類による5つのパターン 亡くなった方の分類 遺族への年金・一時金 … Read more