あなたに最適な自宅墓の選び方ー4製品の比較

お墓の継承者がいないなどの理由で、近年、自宅用のお墓が一般に受け入れられてきています。ここ数年、自宅墓の購入数が増え、仏壇や遺影、花瓶、QRコードなどと一体化したモダンなデザインになってきています。自宅墓はコストパフォーマンスが高く、コンパクトなので、自宅でも違和感なく置くことができます。

自宅墓のメリット

自宅に置くお墓を選ぶ方は、引越しが多い、移動する可能性がある、樹木葬・散骨・合同墓なのお墓がない、お墓じまいに不安がある、おひとりさまや、子供のいない夫婦、継承の問題を解決したいなど様々です。

  • 故人や先祖を身近に樹木葬・散骨・合同墓などより身近に感じることができます
  • お墓を移動できる:引越しが多い方や転勤などでも、お墓をかんたんに移動できます。
  • 費用と管理費が低い:通常のお墓に比べ、コストが低く、維持費用が不要です
  • 納骨の手続きが簡単:自宅墓を自宅に置くのに、許可は必要ありません
  • 迷惑をかけない継承:通常のお墓とは違い、家族や後継者が継承する場合はコストがかかりません。

注)自宅墓を選択された場合、残ったお骨は、散骨などで供養していただく必要があります。また、自宅墓を家族の記念碑として納骨しない例もあります

自分に合った自宅墓を選ぼう(4製品の比較)

近年の墓じまいの増加や住環境の変化により、自宅墓は多様化しています。ここでは自分に合ったものを選ぶための情報をお伝えします

1. 宅墓「おくぼ」

石の台座と一体化したステンドグラスのフォトフレーム。ステンドグラスと御影石の相性が良く、幅180mm×奥行255mm×5kgと重厚な製品です。分骨後に残った遺骨は、阿蘇くじゅう国立公園(熊本県・大分県)で永久に供養することができます。(¥80,000税込)

2. まなか ミニ骨壺

木製の台座にミニサイズの骨壷を乗せた、豪華なデザインです。骨壷の代わりにフォトスタンドも収納できます。少し大きめの台座(幅26.5cm×奥行26.5cm)には、花台や指輪、教室などを置くことができ、お仏壇と合わせて故人の供養にもお使いいただけます。(¥135,850税込)

3. 大野屋のミニ骨壺と手元供養墓

ウッドベースにミニサイズの骨壷とフォトスタンドが設置されています。一輪挿しにガラスの筒をつけたエレガントなデザインです。お仏壇と合わせて携帯用のお墓として、また、机の上に置いて思い出の品としてお使いいただけます。(¥29,700税込 - 骨壺別売り)

4. デジタル墓(写真立て付き)

納骨ができる写真立てと、インターネット上にあるネット墓(ネット墓地)が融合した新しいタイプの自宅墓です。デジタル化した故人の思い出(写真・手紙・ビデオ)を入れることができます。お墓の本質は「想いで」「自然に還る」というコンセプトで、自然木のシンプル・デザインです。((¥33,000税込)

まとめ

自宅墓は、散骨や墓じまいなどで遺骨がない場合でも、お墓参りをする場所として利用できます。もちろん、遺骨と一緒に自宅で供養することも可能です。(自宅に墓石を置いて供養する方法) そして、お墓の維持管理や継承の手間が省けるため、将来的な心配もありません。

最近では、仏壇とお墓の両方の役割を果たす、家族の思い出を共有する場としても人気です。 今後はますます、省スペース・低コスト・簡単手続き・デジタル化というメリットを生かし、自宅墓は進化してゆくと予想されます。

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