写真立てを選ぶ
どのような写真立てを使いたいのか、家のどこに置きたいのかを決めることから始めましょう。額縁には、木製、金属製、プラスチック製、ガラス製など、さまざまな種類があります。また、大きさや大きさによって、さまざまなサイズから選ぶことができます。
適切なサイズを選ぶ際には、ご自宅など大切な方の写真を飾る場所にどれくらいのスペースがあるのかを考慮してください。写真が埋もれることなく空間を確保できるように検討するとよいでしょう。
写真サイズ
使われる写真は、ハガキサイズ(100mm×148mm)かLサイズ(89mm×127mm)が主流です。※祭壇用の四つ切のLサイズ(254mm×305mm)は、自宅で使われることはほとんどなくなりました。
額縁の色
昔は額縁の色といえばモノクローム写真が多かったため黒が一般的でした。現在では、グレーや淡いブルー、桃色、紫色、鮮やかな紫色のフレームが男女兼用のためよく選ばれています。フレームの種類も豊富で、縁の広いタイプやフレームレスのデザインも人気があります。
デザイン
遺影写真立てのデザインは、落ち着いた色合いとシンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。特別なメッセージやイニシャルを刻印できるものもあり、より思い出の品として意味を持たせることができます。インテリアとの調和を意識して、写真のテーマと他の家具を合わせてみてください
価格
一般的な写真立ては、ネットショップで1,000円から5,000円程度です。ガラスや石、木でできたデザイン性の高いものは1万円以上するものもあります。
購入場所
写真立ては、ネットショップや専門店、写真店、仏壇店、石材店などで購入することができます。ネットショップは品揃えが豊富で価格も安いのですが、専門店では他では手に入らない特別なデザインやオーダーメイドの商品も扱っています。
おすすめ5選
故人の遺影は大切な写真であり、親族が見ることもあるため、できればしっかりとした写真立てを選びましょう。ここでは、一般的で人気のあるものをご紹介します。
安くて人気
プラスチック製の薄い縁デザインの写真立てです。ネットショップのAmazonで人気商品の一つで、価格も1,000円程度と安価です。遺影用として、色やサイズも豊富で選びやすいのが特長です。
一般的デザイン
木製の幅広の縁の写真立てです。大手ネットショップの楽天で、1,500円前後で販売されています。カラーバリエーションはブラック、グレーなどがあります。伝統的なスタイルなので、お仏壇にもよく合います。
デザイン調
写真立ての縁が木製のモダンなデザインです。ヤフーでは5,000円前後で販売されており、仏壇の木にある場合は中に入れて使用することができます。
デジタルフォトフレーム
たくさんの写真を入れられるデジタルフォトフレームです。メモリーカードに故人の写真をアルバムにして入れ、遺品整理ができるのが特徴です。仏壇からコンセントや電源コードが飛び出していると不格好なので、充電式や電池式となり20,000円程度となります
デジタル墓(写真立て)
従来の自宅に置ける写真立ての自宅墓で、デジタル化した思い出(写真・手紙・ビデオ)を入れることができます。スマートフォンでQRコード読込み閲覧タイプなので、電源コードが不要のため、室内で置く場所を選びません。自然木のシンプル・デザインで25,000円前後です。
まとめ
近年、家族構成やマンションなどの住宅事情により、お仏壇をお持ちでない方が多くいらっしゃいます。そのため、遺影用の写真立ては、室内で使用するためのデザインに変わってきています。大きさや色、デザインなど、置く場所に合わせて選ぶとよいでしょう。
また、写真をプリントするのではなく、デジタルデータとして額縁で鑑賞できるものも登場しています。このタイプのフレームは従来のものより高価ですが、写真をパソコンにアップロードして整理したり、時系列で表示することで、思い出を家族で共有できるなどの利便性があります。