「死亡後の届け出と手続き」参考資料-2024年版

本ブログは「身近な人が亡くなったときに、すぐに行う届け出と手続き」の参考資料を紹介しています。 具体的なガイドは三部作は下記です。 第一部で、「身近な人が亡くなったときに、すぐに行う届け出と手続き」ー14日以内 第二部は、「落ち着いたら行う届け出と手続き」ー届け出と手続き 第三部は、「年金などの手続き」 もくじ 1. 「葬儀周辺の届け出と手続き」の参考図書 届け出と手続きが充実した参考図書 「身近な人が亡くなった後の手続のすべて」 児島明日美 他 著/自由国民社 こちらは、2014年に初版が発行され、2017年に新版として改訂された基本書です。 「届け出と手続き」という出版分野を切り開いた功績は計り知れません! それまでは、どちらかというと「葬儀のしきたり」などを説明した本が多かったんです・・・ 司法書士、税理士、社会保険労務士の先生方が、プロの視点で、一般向けにわかりやすく説明されています。 後半の「相続」あたりになると、「トホホのシニアにはムリだろ〜」といったムツカシイ内容が多々あるのですが、そこをコツコツと説明される姿勢には頭が下がります・・・ ともあれ、偉大な基本書なので、一度は手に取ってみてくださいね! 「新版 大切な家族が亡くなった後の手続き・届け出がすべてわかる本」関根俊輔 他 著/新星出版社 基本書の改善案というかたちで、2019年に発行されたのが、こちらです。 内容は基本書とほぼ同じで、イラストや字が大きくなり、読みやすく工夫されています。執筆メンバーの取得資格も、税理士、社会保険労務士、行政書士、司法書士と基本書に並びます。 一般ピープルとしては、多くの選択肢から選べるのが、いいですよね! 「困らない もめない 親が亡くなった後の届出・諸手続き」西東社編集部 著/西東社 もう一冊、ご紹介したいのが、2016年に発行されたオールカラーの本書です。 やや活字が小さいため、若い人向きかな〜と思う反面、やっぱりオールカラーは嬉しく・・・ じっくりと本文を読むのではなく、ささっと全体をつかみたいのであれば、こちらかな。 介護やお墓など、届け出と手続き以外の記述もある参考図書 「残される母親が安心して暮らすための手続きのすべて[第2版]」えがお相続相談室 著/サンクチュアリ出版 「届け出と手続き」は、もちろん大事なのですが・・・新しい生活を立ち上げるには、そのほかのこともあります。 「安心して暮らす」というタイトル通り、介護ケアや住居などについても踏み込んで説明されるのがこちら! 要介護認定や介護保険3施設の話、リフォームや有料老人ホームの話もふくめて、「トータルにサポートしたい!」という著者の思いが伝わってきます。 「届け出と手続き」の部分は、やや浅めの記述になりますが、これで十分という方も多いかと。 「改訂増補 親の葬儀とその後 事典」黒澤計男 著/法研 「事典」のタイトルどおり、葬儀にかかわる広い範囲をカバーしたのが本書です。 「届け出と手続き」は最小限のあつかいとして、葬儀そのもの、お墓選びと法要、親の扶養・介護などについて、幅広く説明されています。 仏式、神式、キリスト教式から始まり、墓地の3タイプ、墓石の選びかた、などなど、「事典」ならではの取り扱いが魅力です! 本の好きな方であれば、全体をカバーした本書と、「届け出と手続き」にフォーカスしたもう一冊という組み合わせもありかと。 2. 「すぐに行う届け出と手続き」の参考サイト 身近な人が亡くなったときの届け出と手続き、あれこれ (リンク) 「死亡後に必要な届けや手続きの一覧と届出先・必要なもののまとめ」弁護士法人サリュ 最初の「弁護士法人サリュ」さんの記事は、根拠となる条文が記載されています。 きっちり理解したい方、法律になじみのある方にはベストフィット!だいたい分かればいいんだよね〜 という方は、スルーかな。 「死亡にともなう各種の届け・手続」葬儀支援ネット  つぎの「葬儀支援ネット」さんの記事は、コンパクトに整理された形で一覧が説明されています。 さっと理解したい方、チェックリストを作るときには便利!細かい説明はないので、使い分けですね。 … Read more