エンディングノートの問題点
エンディングノートは、終活において重要な情報を整理・記録しておくノートです。葬儀の手配、お墓の管理、緊急時の連絡先、財産の分配など、さまざまな情報を一元化しておくことができます。
しかし、紙媒体のエンディングノートには、以下のようなデメリットがあります。
- 修正が大変:書き直しや追記に手間がかかります。
- 自然災害で紛失するリスク:火事や水害などで失くす可能性があります。
- 家族との共有:紙媒体の場合は、誤って他の人に見られてしまう可能性があるため注意が必要です。
このような。エンディングノートの課題を解決する、デジタル化したエンディングノートを利用することで、遺族に喜ばれ活用してもらえます。



エンディングノードのデジタル化
デジタル化したエンディングノートとは、一般的にインターネット上のウェブサイトで提供されるエンディングノートのことでユーザーは、自分のウェブサイトにアクセスして、自分の遺したいことや望むことを記入することができます。
ウェブサイト型のエンディングノートは、以下のようなメリットがあります。
- 保存するものに制限がない
インターネット上に保存できるデータであれば、紙で書いたエンディングノートや葬儀予約の領収書、連絡先のノートなども保存できます。 - 多様なデバイスで利用できる
パソコン、タブレット、スマートフォンなど、様々なデバイスで世界中のどこからでもアクセスできます。 - 安全に家族と共有できる
URLやQRコードを共有するだけで、パスワードで安全な共有が可能。家族と終活の情報を共有し、終活をサポートし合うことができます。
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スマホのアプリ型は利用しない
スマホのアプリを利用したエンディングノートにも近年見受けられます。下記の理由から利用はリスクがあるため利用は避けましょう。
- 製品寿命が短い:アプリは頻繁にアップデートが必要なソフトです。スマホアプリの寿命は、数ヶ月から数年と言われています。
- デバイスの互換性:アプリの開発者が更新を行わないと、新しいデバイスやオペレーティングシステムに対応できなくなることがあります。
- 広告や課金が発生:アプリでは、広告が表示されたり課金必要なものもあり、ストレスを感じることがあるかもしれません。



デジタル化したエンディングノートの強み
専門家も活用可能
ウェブサイト型では、自分で入力する方法と、専門家に依頼する方法があります。専門家(会計事務所、司法書士事務所、税理士事務所、弁護士など)に依頼する場合、正確で適切な情報を作成できる利点がありますが、費用やプライバシーの確保に注意する必要があります。
まとめ
終活に必要なエンディングノートを作成する際には、ウェブサイト型(例:想いでサイトの利用)がおすすめです。紙媒体の修正が大変で自然災害で紛失するリスクや、アプリの情報セキュリティの問題、家族との共有と相談ができないという問題を克服しているため、利便性が高く安心して利用できます。
エンディングノートをオンライン化する場合には、無料のウェブサイト型での活用を選ぶことをおすすめします。

